バージンロードは花嫁の人生そのもの

こんにちは!フォーカスの佐藤です。

私は結婚式の撮影において、必ず涙を堪える瞬間があります。

それは新婦の入場です。

みなさんはバージンロードの意味をご存知でしょうか?

バージンロードの意味

バージンロードは花嫁の人生そのものと言われています。

チャペルの扉で母親に「最後のお支度」としてベールダウンをしてもらいます。(ベールダウンに関してはまた後日!)

そして生まれてからこの日まで一番長く過ごした男性(父親)とバージンロードを歩みます。

バージンロードは花嫁の過去・現在・未来を表していると言われ、父親と歩く道のりは花嫁の過去の部分なんですね。

生まれた時から今日まで、お着替えや食事、学校の準備やいろいろなことをやってくれたお母さんが花嫁を送り出すために最後の身支度としてベールダウンをし、

家族のために一生懸命働き、家族を守ってくれたお父さんと過去の思い出を一歩一歩踏みしめながら現在まで歩く。

私は毎回この瞬間に

「自分がベールダウンをする時、娘になんて言葉をかけよう?」

「夫はどんな気持ちでこの道を歩くのだろうか」

と想像しては涙が出そうになってしまいます。(息子2人しかいませんが)

そしてキリストの前で新郎と出会い、「現在」で誓いを交わして、夫婦となったことを認められ新郎と一緒に未来へ歩き出します。

これがバージンロードなんですね。

ちなみに日本の伝統挙式の神前式では、神殿に入る前に「花嫁行列」とも呼ばれる「参進」がありますね。

これは結婚式で神様の前に行く前に、心を整理し落ち着かせるためのものだと言われています。

バージンロードを歩く時、希望や期待、不安など色々な気持ちが入り混じることが多いかもしれません。

でもその時に両親との優しい思い出、

そしてこれから新郎と作る新しい未来のこと想像して、一歩一歩、ゆっくり歩んでいただければと思います。

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